4月25日の大船渡復興支援コンサートにご来場頂いた方 誠にありがとうございました。

ゲストにも関わらず8曲も歌わせて頂けて光栄でした。

チャリティーの趣旨に賛同して下さった素晴らしいお客様、大船渡ふるさと大使の才能溢れるピアニスト、西村元希様、このご縁を下さった宮本ルミ子様、

皆様のお蔭でとても温かいコンサートになり、実際に大船渡出身の方ともお知り合いになれて、貴重な経験となりました。

コンサートの最後に復興の想いを込めて「花は咲く」をお客様と歌いましたが

会場の一体感が生まれ 温かい雰囲気に包まれました。

その中で、私が目に留まったのが

前の方に座っていた、小学校3年生の 私の生徒さんでした。

ちょうど3月の発表会の為に「 花は咲く」を一緒に勉強した後でしたので全部覚えていたのでしょう。

一回も目を逸らさず、私を見つめながら一生懸命歌ってくれていました。

 

その生徒さんの、健気な姿に目が離せず、私は舞台と客席で見つめあいながら歌を歌いました。

「1年前に コンサートで私の歌を聴き、1年たってもずっと二宮先生の様に歌いたい、習いたいと言っていたので、連れてきました。うちの子供は叱言があり、話すのが苦手で、でも歌を歌う時は自由に表現でき、本当に歌を習わせてよかったです。」

と先日お母様が仰っていました。

私も幼少時代喋るのが苦手で歌うのは好きだったので、気持ちが良くわかります。

 

一緒に歌っていて

言葉にはならない思いを一生懸命歌に乗せて表現していて、

それが遠く離れていても伝わってきて、色んな想いがこみ上げてきました。

「私は本当にこの生徒さんに出会えてよかった。」

「有難いな 」と思い、今ある幸せに感謝しました。

 

私は生徒さんの為に何ができるんだろう。

 

私を慕ってくれる生徒さんがいる限り、私は少しでも多くの事を勉強し吸収し、歌の上手くなるお手伝いができるように、皆様が自由に表現でき、笑顔になれるよう頑張ろうと思います。

 

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