自分の上達を認める

アレキサンダーテクニックのブログに良い事が書いてあったので、のせておきます。(一番最後)

よく、レッスンをしていて生徒さんが仰るのが、

「私は何もできない」という言葉です。

はじめた頃から比べるととても上手になっているのに、

できない事ばかり目が向き、自分が歌に向いていないと思う。

これは自分に厳しく、良い事のようにみえますが、実は上達を妨げています。

歌は上手くできた所を何度も練習して身体に覚えさせます。

謙遜なのかもしれませんが、一緒に頑張って変化した所が沢山あるのに 歌えないと言われると、教えている方としては 少し残念な気持ちになります。

イタリアにいた時に自信のなかった私はよく先生に言われました。

「舞台に出たら自分が上手いと信じ込まなければ 上手く歌えない。お客様は いい気分になる為に来場している。仮に上手くなくても、上手く見せるように 、美しくなくても 美しく見えるように努力しろ。」と。

プロなら自信のない所は絶対に見せてはいけません。

先日、講演家の 鴨頭嘉人さんとお話をしていたら、こう仰っていました。

「俺ほど俺の事を愛してる奴はいない。妻がちょっと怪しいんだけど、それでも俺には敵わないわ」

と真剣に仰られていました。

自分の事を好きだと言う習慣は 謙遜を美とする日本にはあまり馴染まないのかも知れません。でも鴨頭さんの 存在感と講演は 人を圧倒させ いつも感動させられます。

自分を好きな事が、自分を信じる気持ちに繋がり個性や、表現に繋がる。

私は まず、自分が自分を好きではないと、他人を大事にする事はできないのではないかと思いました。

という事で、好きと上手いは少し違いますが、歌っていて、まずはちょっとでも出来た事があれば、自分を褒めてあげ、出来なかった時は見なかったふりをして自分を甘やかしてあげて下さい。歌を歌う事が嫌になってしまうと元も子もないのです。自分を褒められる部分が少しずつ増えていけば、出来ない部分は気づかないうちになくなっていたりしますよ。

私の愛する 真面目すぎる生徒さん達へのメッセージでした。

http://basilkritzer.jp/archives/3750.html

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