歌う時

昨日は ヴォイスカウンセリングのレッスンに行って参りました。
大御所の先生に、主に発声に重点をおき、レッスンをして頂くというグループレッスンです。
1人1人歌い、その後に 自分の問題としている点、改善したい点を言いなさいと先生が仰りました。

皆 歌手として活動しているので、自分の問題点は自分でわかっているだろうという考えを踏まえての質問です。

言葉が聞こえない、
高音で喉が閉まる、
キャラクターが出ない
など人それぞれ、様々な問題がありました。

その後に、先生が

「その問題をすべて忘れて歌いなさい。」
とおっしゃいました。

すると皆が上手くなったのです。

「楽譜」、「音楽」と「お客様」を繋ぐのが「 解釈」をする私達「 演奏家」 。

テクニック的な邪念は 演奏を妨げるというレッスンでした。

私はトゥーランドットのアリアを歌いましたが、1回目に歌った時は、母音の共鳴がが揃わないなぁ、高音が出てくるからセーブしないと、など細かい事を分析しながら歌ったのですが、
2回目は 死ぬ前に伝えたい気持ちの中で歌いました。

自分の内側を見つめ、光を集めて、天に導かれながら、他のものはあえてみないようにして歌った感覚です。

するとレガートも綺麗にいき、大きな声を出しませんでしたが、キャラクターもよく出ていて引き込まれる演奏になったようです。

もちろん、テクニック的な下積み、自由に表現できるだけの引き出しを普段磨く事が必要です。
しかし、そういった細かい事にいかに邪魔されてしまうか、気付かされました。

邪念を取り払う、集中する訓練は ちょうど来週再来週と勉強しにいくので、

精神的な集中が音楽を演奏する上で 必要不可欠だと改めて気付かされた 大事なレッスンでした。

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