コラム「中学校受験~東京女学館中学」
中学校受験は小学校4年生から塾に行きました。週に3回、週末は全国テスト、家では家庭教師という勉強に加えて、音楽はピアノ、歌以外にソルフェージュ、楽典なども習っていましたから、毎日がお稽古ごとつくしでした。
周りもそんな環境だったので、楽しんで塾に通っていました。
小学校高学年の時は、ヘンデルやバッハ、モーツアルトが好きで、勉強中いつもCDを聴いていたのを覚えています。
後に、モーツアルトを聴くと脳にいいと証明されるようになって、知らず知らずのうちに勉強に効果のある音楽を聴いていたのだとわかりました。
何百年も受け継がれてきた伝統音楽というのは、長い時間忘れ去らせないで人々に愛されてきた物なので、クオリテイがとても高いと思います。是非幼少時代から、そういった音楽を聴く機会を持って頂きたいと思います。
またある時期に徹底的にプロから基礎を学ぶというのは、とても必要な気がします。
そして、一度勉強や練習のやり方さえ身につけさえすれば、これから一生勉強する際に役にたつと思います。
私は小学校高学年の時に勉強の仕方や、練習の仕方を学びました。
中学校は中学校高等学校一環教育の東京女学館中学校を選びました。
母が広尾で学生時代を過ごしたために、娘達にも同じような環境の学校に通わせたいと思ったからです。後に妹は六本木の女学校に入学し、毎朝一緒に電車通学をしました。
中学高校で過ごした日々と学校で得た友人は私にとってかけがえのない物となりました。
女学館の目標は、「品性を高め、真剣に学べ」でした。6年間その標語を前に勉強しましたが、今でも私の人生の目標として心の中に刻まれています。