寒くなって参りましたね。
私は数学のコンサートに向けて勉強中です。
今回は 慶応大学理工学部名誉教授の 前島信さんに 急遽司会と解説をお願いしました。(前島さんの写真入りのチラシができました。)
毎日のように、司会解説の原稿をやりとりさせていただいていますが、前島さんの
用意周到で正確な姿勢に勉強させて頂いています。
沢山の文献を読まれ 私のメールも見落としなく一文ずつ返事をして下さる。
いま必要な事を学ばせて頂けるご縁は自然とやってくるんだなと感じました。
私は今難曲ばかりの沢山の試験やコンサート前ですので
歌を歌っていると 常に 劣等感と隣り合わせのまま勉強をしています。
皆さん高音が楽に出るのになんで私は出ないんだろう とか
レッスンでリズム感や音感が悪い自分を発見し 才能がないんじゃないかと思ったり。
出来てない自分を発見し、こんなんじゃ駄目だと いつも焦りを感じています。
なんでこんなに苦しい事を 自ら抱えていなければいけないんだろう。
と思うのですが、
レッスンでピアノを始めたばかりの3〜4才の子を教えていて同じだという事に気付きました。
皆 はじめは 出来ない やりたくない というんですが、泣きながら耐えて練習して ある日弾けるようになっているととても嬉しそうな顔をする。
自信につながり、調子のり(笑)、又更に難しい問題にぶつかると 出来ないと思い、弾きたくなくなる。
弾かないと出来るようにならないので、なんとかして弾いてもらえるように工夫するのですが、自分に置き換えても同じだという事に気付きました。
練習しなくて上手くなる事はない。先生は練習の方向性を教えてくれるだけ。
やめてしまえば、この苦しみから逃れら練習るかもしれませんが、後は退化するのみ。
人生が何かの壁を乗り越え 経験を積む事を目的として設定されているのであれば、歌をずっと続けなければならないのかな。
そんな事を思う毎日です。
数学コンサート、今までの私のレパートリーにはない新しい曲ばかりに挑戦しています。
先日 イタリア語の通訳でロシア人の人をみつけ ロシア語の発音もなおしていただきました。
皆様是非いらして下さい。
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